わが劇団夜想会で上演している、内閣府主催拉致問題啓発演劇「めぐみへの誓いー奪還ー」。
この作品はとても珍しい作品で、北朝鮮による日本人拉致問題を真正面から描いた作品です。
「珍しい」というのが異常事態でして、そもそも日本人が何百人も拉致されているのに、それに関する報道はもちろん、映画やテレビ、演劇があまりに少ないです。
何故なのか…?
これまで新潟や横浜、東京の池袋でも上演して来ましたが、今回は北海道公演でした。たくさん行っているようですが、まだまだまだまだ…。やればやるほど、全国にこの運動を広める必要性をひしひし感じます。
たとえば、横田めぐみさんは、13歳で拉致されてから、すでに40年近く経っています。世間では「古い話」どころか、「過去の話」「昔の話」になりつつあります。でも、ご家族にとっては、当然のことながら「現在進行中のこと」です。
このお芝居のセリフを借りると、
「何の罪もない家族を突然奪われて、奪った犯人も、監禁されている場所も分かっているのに、何故救い出せないのか…。」
何故なのか…?
まさに異常事態です。
我々は、どこへでも参ります。
拉致問題について、考える場所、空気を、改めて作りましょう。
まずは相談だけでも、連絡をお待ちしております。
コメントをお書きください